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2017年9月より北京に赴任。中国生活をメインにつづります。インスタ(id:chachachachina)やってます

北京生活一か月

中国赴任して1か月が経過した。

こちらはちょうど国慶節+中秋節の大型連休で個人商店はたいてい休業ということもあり、静かな日々を過ごしている。私といえばVISAの切り替えで未だパスポートが出元になく遠出もできず(身分証が提示できないと航空券も買えず、ホテルも泊まれない)、北京市内をぶらぶらするしかない日々である。

 

1か月も経つと住居周辺の環境については凡そつかめるようになった一方で、赴任直後は物珍しさから楽しんで食べていた中華料理については食傷気味となり、ついついマックやケンタッキー等のファストフードや日本食に逃げがちになる。

 

懸念されていた銀行口座も無事開設され、中国人がみな使っているAlipayWechatによる電子決済も使えるようになり、食事のデリバリー(Waimai)や自転車レンタル(Mobike等)を活用している。今のところは中国の生活にうまく順応できていると感じているが、やはり衛生面では日本に劣後するところがあり、外出時のトイレ等はいかんともし難い問題である。

 

さて、以下一か月中国で生活した所感を記してみる。

 

1. ネット環境

これはある程度は予想していたが、予想以上に不都合を感じる。一般的なSNSは基本的に使用不可であるし、Googleのサービスも使えず(Androidユーザーには致命的だろう)、VPNかましても速度が遅い。。。一方で上述の通り、電子決済等のインフラの普及、利用率は日本を凌駕しており、非常に便利だと感じる。

というか、世界一のようである。

「中国 猛烈なキャッシュレス化」

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6256248

 

実ははてなもアクセスできたり、できなかったりで結構更新に苦労している。

 

2. 日本(日本人)に対する感情

日本で見た報道のように「日本人憎し」という感情に振れたことはなく、今のところ、日本人であることを理由に嫌な思いをしたことはない。若年層に関して言えばネット経由でリアルタイムに日本のテレビ番組を視聴していることもあり、日本文化に非常に高い関心を持っており、好意的である。ただし、模範性を重んずる(≒首都市民であることのプライドが高い)北京市民だからこその対応とも考えられ、他の地方に行くとややこしいのかもしれない。

 

3. 街の連続性

都市が発展途上である以上仕方がないのかもしれないが、東京のような高層ビル群はかなり限られており、観光スポットとなる商業施設であっても周りは古い住宅と個人商店みたいな景色は一般的である(イメージ的には郊外のららぽーとみたいな感じですかね。。。)。

 

とまぁこんな感じである。また定期的にレポートしたい。