manukeblog

2017年9月より北京に赴任。中国生活をメインにつづります。インスタ(id:chachachachina)やってます

逃げるは恥だが役に立つ

テンションが上がらない日々が続いている。

原因はここのところの強烈な寒さと担当案件のトラブル(一部は自分のミス含む)におそらく間違いないのだが、原因として認めたくない自分もいて、なんとも言えない複雑な感情を抱えたまま日々を過ごしている。

休日にぼんやり過ごして気持ちをリセットしようとは思うのだが、土日もなにかしらの用事に忙殺されてることが多く、そんな時間も取れずにいる。

人に比べてストレス耐性が高いと言われることが多い自分であってもこのようなことは数か月に一回あるのだから繊細な人は一体どうしているのだろうと思う。(ちなみに結婚に踏み切った理由の中にはこんなストレス満点な勤め人生活は一人では乗り切れるはずないとして、人生の伴走者を必要としたからである)

あまり運動は好まない性質だが、セルフコントロールの一環で週一でパーソナルジムに通っている。今日も行ったのだが、そこで仲の良かったトレーナーの退職の報せに接した。しかも二人である。元々小規模なジムなのだが、ここ数か月トレーナーの退職が続いており、これで自分が1年前に通い始めたときにいたトレーナーは経営者を除き、全員入れ替わることとなった。事情はそれぞれにあるようだが、TOPとウマが合わないというのは少なからずあるのだろう。

辞めていく彼らに話を聞くと、辞めることへの不安もなく、また、ジムを渡り歩くことにはあまり抵抗がないようで、これは自分のようなサラリーマンにはない強みだろうなと思う。尤もトレーナーたちは個人で客を持っていることが多く、且つ一度身に着けたスキルは汎用的であることが根底にあるとは思うが。

ここで思ったのが、合っていない職場にしがみつくことの是非である。私のようなサラリーマンはお給料のためには気の合わない上司、同僚がいても耐えて働くのが当然とされており、安易に転職するやつは落伍者の烙印を押される。しかし、転職していった人達の顔と残って、愚痴をこぼす我々の顔を見るにどちらが幸せかを考える。

待遇は、転職によって落ちることが大半であろう。勤務時間、福利厚生も多くの場合は同様かと思う。しかし、合わない職場、仕事にしがみつくことが自分にとって本当に最善なのか。

転職に踏み切れない理由は、数年経てば部署移動があることもあり、新しい環境に期待をかけるということもあるし、転職先で本当にやりたい仕事ができるのか、そもそもやりたい仕事なんて自分にあるのかという不安がある。それでも、日々を悶々と過ごす中でコップの中の水は少しずつ溜まっているように感じられる。いつになるかわからないが、自分が壊れる前に今の職場から逃げよう、そんな覚悟を抱きながら明日も職場へ行く。

まとまりのない文章となったが、この辺で。